「たとえる技術」遊び心でちょっと考えてみよう!

日本語の表現

図書館で『たとえる技術』という本を見つけました。
物事や感情を何かに例えて独創的(どくそうてき)な言い方にする方法を紹介した本です。ページをめくると、思わず笑ってしまうフレーズがたくさん並んでいました。

●「この犬、他の人になつくこと滅多(めった)にないのよ」と言われた時のように、うれしい

●ダンディ坂野のスーツが並んだクローゼットのように、黄色い  ※今はあまりTVで見かけなくなった、黄色いスーツしか着ないコメディアン

など、切り口に驚かされたり、なんとなく共感できたり。  

「たとえ」はある事柄(ことがら)の状況・状態がどうなっているのか、さまざまな出来事や思い出、そして空想(くうそう)も含めたイメージの中から、似ている形や動き・色などに絞り言葉を組み立てます。キャッチコピーに少し似ているかもしれません。

上手くまとめれば、聞き手もイメージを描(えが)きやすくなります。単純(たんじゅん)に「すごく楽しかった」「めっちゃ腹がたった」「とても悲しい」だけでは予測できなかった感情の深みやユーモアも感じられます。

日本語学習では、正しい文法や語彙(ごい)を増やすことに目が向きがちですが、時には自由な発想で「たとえ」を考えてみる。思いがけないアイデアをきっかけに会話もはずみ、言葉を組み立てる力も身に付くのではないでしょうか。

皆さんのユニークな着眼点(ちゃくがんてん Point of focus )を活かし、Lessonで先生と一緒に、一味(ひとあじ)違った「たとえ」を作ってみるのも楽しいかもしれません。

【学習者Nutさん作】ふだんから考えてるそうです。すごい!
●全然止まらない「しゃっくり」が、知らないうちに治っていた時のような ほっとした解放感(かいほうかん)
●こんでいる駐車場で空いている場所を探していたら、ちょうど目の前の車が出ていった時のような 
幸せ

【自作】私もチャレンジしてみました!
●台風が去った直後(ちょくご)、のぞいた晴天(せいてん)に広がる青空のような ブルー(blue)
●「お好み焼き」をくずすことなく、スパッと裏返すことが出来た時みたいな 気持ち良さ
●子供の頃の「かくれんぼ」で、だれにも見つけてもらえず、みんなが帰ってしまったような 寂しさ
●公園のベンチで隣にいた友人に、鳩(はと)がボトボトとフンを落としていった<実話>時のように おかしかった
●走行中の電車内で「進行方向左手(しんこうほうこうひだりて)に虹(にじ)が出ています。よろしければご覧ください」とアナウンスがあった<実話らしい>くらい 感激した🌈 

Give it a try.

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